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スクールライフ

講堂朝礼 12/5

本日の講堂朝礼では、これから受験勉強に勤しむ高校3年生に向けて、

校長先生から今年を振り返り最も印象に残った出来事についてお話いただきました。

 

 

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その一つは、京都府での大相撲の巡業で、土俵で倒れた市長に心臓マッサージを行っていた女性たちに対して

 

「女性は土俵から降りてください」

 

というアナウンスが繰り返し流されたことでした。

またその二日後、宝塚場所の巡業では、市長が女性であることを理由に土俵で挨拶をすることが許されなかったというニュースが流れました。

 

 

そのほかにも、東京医科大学医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を操作するといった不正が行われていたことが明らかになりました。

 

 

 

このように、女性であることを理由に行動や学ぶ機会が制限される一方で、

女性の社会進出が進んでおり、主体的に考え行動する女性の教育が求められています。

 

 

本校は社会で活躍できる女性の育成を目指し、様々なことにチャレンジすることを促してきました。

例えば昨年の修学旅行では、旅行委員がレクリエーションの時間に行った企画がとても盛り上がりました。

そのようなチャレンジを通して、友人との絆を深めることも出来ます。

本校の同窓会では、卒業して長い年月が経った今でも卒業生が下の名前で呼び合い、「六年間で生涯の友を見つけた」とおっしゃっています。

 

 

女子校には、「女子」ということで学びの機会が制限されることのない環境があります。

そのような環境で、 臆することなくチャレンジし、主体的に考え行動する女性になってほしいと思います。

そして、本校を卒業した後に社会で活躍することで、女子のすばらしさを示してほしいと思います。

 

 

 

続いて、100周年記念実行委員から実行委員が作成した記念冊子を各教室に、クリアファイルを全校生徒に配布したという報告がありました。

さらに、100周年を盛り上げるためのアイディアや、その案を実行して形とする実行委員の募集を行いました。

 

ぜひ、100周年を通して様々なことにチャレンジして、甲南女子での学びを深めてほしいと思います。

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