教育内容・進路

基礎期・充実期・発展期

未来こたえへつながる6年間

基礎期

基礎期
多様な価値観の中で、相手への理解を深めながらともに成長する2年間
これから始まる6年間、たくさんのことを学び、たくさんの人に出会い、たくさんの気づきを経て、あなたは何を感じ、何を考えるでしょうか。ひとりの人間として、成長するための大切な時間。遠くを見つめるその眼差しに、なりたい自分をうつせるように。

基礎期の取り組み

タイムマネジメント

限られた時間を自身で管理できるよう、スケジュール手帳を使って勉強の仕方や進め方を学びます。教師は面談等で時間の使い方についてきめ細やかな指導を徹底します。

尊重と対話

中1では「尊重」をテーマに自他への理解を深めます。生徒同士で話し合う機会を設けることで、多様な価値観を身につけます。中2では「対話」に取り組みます。テーマに沿って話し合い、いろいろな人の意見を聞きながらお互いの思考力を高め合います。

中1スプリングセミナー

入学前

入学前教育として「スプリングセミナー」を行います。クラスメイトを知り、学校のルールや学習習慣を身につけることで、これから6年間通う学校に安心して入学できるように考えられた行事です。

アサーショントレーニング

中1・中2

「自他を尊重した自己主張」に基づいたコミュニケーション教育です。「話をしっかりと聴く」、「言いたいことを適切に言う」、「落ち着いて受けとめる」ことができるよう、想像したり、表現したりする時間を持っています。

平和学習

中2

中2「対話」の授業では、「平和」を題材にして命の大切さを学び、意見の交換を通して人の話を聞きとる力、他者に自分の意見や想いを伝える力を育てます。フィールドワークで実際に人や物に出会うことを重視します。

充実期

充実期
視野を広げ、探究心を満たし、自分自身と向き合いながら「未来」を見つめる時期
「知りたい」を育て、「伝えたい」を見つけ、どんどん視野を広げてください。その探究心は、灯台となってあなたを導きます。

充実期の取り組み

主体的な学び

中3の総合的な学習の時間「総合・環境」。1学期は全講座共通のテーマに沿って、講座ごとに授業を行います。2学期以降は、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標から選ばれた6つのテーマから生徒が興味・関心のあるものを1つ選択し、講座に分かれます。調べ学習やフィールドワーク、プレゼンテーションを軸に、主体性を重視した学習を行います。

対話的な学び

ポスターセッション・学習成果発表会を目標に、意見交換を重ね、学期毎に進捗状況の報告会を行います。
自ら選んだテーマに沿った課題発見・解決型のグループ学習を実施し、大学や企業自治体などにも指導をいただき視野を広げていきます。

深い学び

グループディスカッションで意見を研磨していく中で、自分自身が「伝えたいもの」を見出せるよう積極的に学外の人々との交流の機会を設けています。協働するために必要なコミュニケーション能力をグループ学習によって身につけます。

発展期

発展期
卒業までのラストスパート、実践的な活動で最後まで精一杯やりきる
それぞれが自分の進路に向かって意欲的に学習に取り組み、行事や部活動では上級生として積極的にリーダーシップを取っていきます。学校生活のフィナーレに向かい、自立して羽ばたいていくための2年間。

発展期の取り組み

多様な受験対策

高2対象のサマーセミナーや高3を対象とした『共通テスト対策講座』、『国公立大2次試験対策講座』など受験を控えた生徒たちに向けて、さらなる学力向上を目指した講習が増えます。自身の学習レベルの確認や教科ごとの弱点を克服し、実践力を身につけます。

リーダーシップ

甲南女子では、自分の個性に合ったリーダーシップを発揮する場があります。例えば下級生をサポートする年級委員という上級生がいます。また、体育大会では上級生が下級生をサポートする伝統があります。

リサーチフェスタ

高校生と大学生、大学院生が集まり、自分たちの「調査活動」や「研究活動」について発表、議論する甲南大学のイベントです。本校75回生の生徒が参加し、審査委員特別賞をいただきました。

英語で模擬裁判

「英語と社会」をテーマにCLIL教育(Content and Language Integrated Learning)を実施しました。「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」を実践し、より深い理解力と応用力を身につけます。

卒業生講演会

卒業生が自分の在学時のことを振り返り、どのように進路を選んだか実体験に基づいてアドバイスします。高1スプリングセミナー、高2サマーセミナーや高1、2のHRで実施されます。

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