「動物実験代替法チャレンジコンテスト2025」において、本校生徒が優秀賞および企業賞（ギンレイバイオ賞）を受賞しました。
テーマ：
マナマコの再生能力を応用した機能性コラーゲンスキャフォールドの開発
本研究では、再生医療分野で一般的に使用されている牛や豚由来のゼラチンやコラーゲンが抱える動物倫理・感染症リスクに着目しました。
その代替として、再編成能力と硬度調節機能を併せ持つマナマコ由来コラーゲンを活用し、哺乳動物由来資源に依存しない再生医療材料の開発を提案しました。
マナマコのコラーゲンは、環境条件によって硬さを変化させる特性を持ち、細胞の成長段階に応じた自然な再生を促す可能性があります。
本提案は、動物実験を減らすだけでなく、医療・美容・ロボティクスなど幅広い分野への応用が期待できる新しいアプローチとして高く評価されました。