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スクールライフ
講堂朝礼 1/29
本日の講堂朝礼は、校長先生にお話いただきました。
阪神淡路大震災後に発足したボランティアグループの活動「こうべあいウォーク」についてお話いただきました。
神戸は、1995年1月17日発生した「阪神・淡路大震災」で大きな被害を受け、著しい勢いで復興を遂げた街です。
「こうべあいウォーク」はそのような神戸を世界に示すために行われたイベントでした。
1999年に開催された第一回「こうべあいウォーク」では、それまで神戸に赴こうとしなかった人々が全国から集い、約三千人の人々が約10kmの道のりを歩き、阪神・淡路大震災について学びました。
ですが、年々震災の傷跡も消えていき、参加者が減り、ボランティアを行う方々も高齢になっていきました。
そういった変化に伴い、先日行われた「こうべあいウォーク2019」では、歩く道のりは3kmと当初よりも短いものになり、参加した150名のうち、多くがこの活動の関係者となっていました。
そんな中、今年はこの参加者の中に、神戸にある中高一貫校に通う中高生が二十数名参加していました。
彼らは、このイベントを通してまちづくり専門家や商店街・自治会の方々からお話を伺い、復興のプロセスや現状の課題を知り、多くのことを学んだことと思われます。
過去の大震災を学ぶことは、今後予想されている災害に対処する術を学ぶことでもあります。
神戸の地で六年間学ぶ本校生徒も、阪神・淡路大震災について勉強し、どの人よりもこの震災について知っている人になってほしいです。