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2018年度中学校入学試験における問題の間違いについて(お詫びとご報告)
本年1月13日(土)に実施しました,中学校入学試験において,下記の問題の誤りが判明しました。ここにお詫びしてご報告申し上げます。
1.出題の誤りについて
科目:A入試1次(1月13日実施) 社会科
誤りの場所:大問【2】問8(1)の選択肢
5つの漁港「ア 銚子 イ 焼津 ウ 境 エ 釧路 オ 八戸」について,これらの港がある都道府県のうち,世界遺産をもたないものを選び,漁港の記号で答える問題です。なお,この問題の配点は1点(社会科は50点満点)です。
正解を「ア 銚子」(千葉県),「ウ 境」(鳥取県)としましたが,境港(さかいこう)は世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」をもつ島根県と,世界遺産をもたない鳥取県にまたがっているため,この問題の選択肢としてはふさわしくありません。
2.誤りへの対応
選択肢に不備があるため,正しい選択ができないと判断し,この設問は受験生全員に1点を与えることにしました。
これを受け,社会科の採点をやり直し,合否判定得点を計算し直しました。
その結果,受験生118名中39名で0.1点から1.2点(4教科中3教科の得点を5分の6倍して判定も行うため)の得点の加算がありました。
なお,この加算の結果,合否判定およびコース判定には影響はありませんでした。
3.今回のミスに対する今後の対策について
問題を作成するにあたり,出題の適切性についてより一層教科で精査を重ねていきます。
さらに,出題ミスを防止するための点検項目を明確にし,複数の問題作成者や同教科の教員がその点検項目に従って問題の確認を徹底していきます。
今後さらに,ミスの原因を調査・究明し,再発防止策に学校をあげて取り組みます。