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スクールライフ
講堂朝礼 10/3
本日の講堂朝礼は校長先生の講話とオーストラリアからの留学生の紹介でした。
弓道の兵庫県代表校を決める決勝戦を観戦したときのお話です。
総当たり戦で,最後に2校が同じ勝ち数で引き分けた状態になりました。
決勝は,1校5名の選手が順にひとり1本ずつ矢を射て,その命中の合計数を競う形です。
両校10名の選手が1列に並び,それぞれの学校のタイミングで矢を放ち始めました。
静寂と緊張の中,途中で勝敗が決まったのですが,選手も観客も静まったまま。
両校の選手は礼儀正しくあいさつをし,退場していきました。
昨今の競技では,選手のガッツポーズと観客の歓声で会場が盛り上がる場面です。
また,高校野球で最終回のサヨナラホームランで勝利を決めた選手が,歓声に沸く観客の中,ガッツポーズもせず淡々とダイヤモンドを1周したというお話もありました。
試合後のインタビューでは,平素から対戦相手の選手の気持ちを思いながらプレーしていると。
勝利を得て,さらに他者を思いやる気持ちを持つ。
そんな場面がまだ残っていることに感激しつつ,勝利とは「自分」に打ち勝つこと……と思いました。
オーストラリアの協定校「セント・マーガレット・アングリカン・ガールズ・スクール」から2名の留学生をお迎えしました。
期間は9月30日から12月2日と少し短いですが,できるだけ多くの機会を見つけて交流を深めましょう。
また,9月29日~10月5日の間,シドニーガールズスクールからも30名の生徒が来日し,生徒宅にホームステイ中です。