校歌(第一、第二)

「伝統」と「創造」を象徴する2つの校歌

本校には第一校歌、第二校歌、と2つの校歌があります。


  • 甲南女子は100年にわたるすばらしい伝統を大切に守りながら、
    夢を追い続けるあなたの未来を創造する学校です。
    その象徴といえるのが校歌。
    本校の校訓を表しており、儀式のときに必ず歌う「第一校歌」。
    生徒から募り、毎年変わる「第二校歌」。 全校集会等で歌われます。
    時代の推移をも反映する第二校歌は甲南女子の歴史であり、
    生徒が甲南女子の伝統を作り上げる担い手となります。
    この2つの校歌は「伝統と創造」を重んじる甲南女子のシンボルです。

変わることのない校訓の
精神がこめられた第一校歌

第一校歌
作詞 明治天皇(御製一首)照憲皇太后(御製三首)
作曲 信時 潔

めにみえぬ かみの心に通うこそ
ひとの心の まことなりけれ

かへりみて 心に問はは見ゆへきを
正しき道に 何まよふらむ

朝夕の しはの烟もたてかねて
なけきこるらむ 宿をこそ思へ

人心 かからましかは白玉の
ま玉は火にも やかれさりけり

生徒の作詞・作曲によって
毎年変わっていく第二校歌。

2018年度作
作詞 戎谷 綾華
作曲 岸本 幸

一、
巡る時を駆けていく
心を透かす桃色の風
静かな暁光に揺れる思い
友の笑顔に優しさを知る
なぜだろう いつもの景色が懐かしい
一歩が導くあなたの未来
永遠に届け 馳せる思い

二、
今この時を駆けていく
燦然たる琥珀色
まぶしい黄昏に誓う夢
光る涙に強さを知る
なぜだろう 遠い夢が目の前に
一歩が導くわたしの未来
永遠に届け 馳せる思い

わたしたちの第二校歌

作詞インタビュー 戎谷綾華

 この度、第二校歌の作詞者に選んでいただき、ありがとうございます。貴重な経験をさせていただいた上、甲南女子の伝統に名を刻むことができ、大変光栄に思っております。
 さて、私はこの歌詞を通して、後輩の皆さんに伝えたいメッセージが二つあります。一つ目は、友人の大切さです。文字に起こすと、いかにも無難ですが、甲南女子生活のどの瞬間を切り取っても、友達はかけがえのない存在です。大切にして下さい。もう一つは、壁を乗り越えるということです。私は、思うように進歩していない自分自身に焦って、その度にたくさん悩みました。それでも、少しづつ行動に移せるようになって、気付けば、今まで見ていた景色は、全く違って見えていました。夢とか、目標というものは、がむしゃらに走っている中で、いつの間にか叶っているものなのかななんて思います。部活、勉強、お稽古。皆さんも、それぞれ、何か壁にぶつかるときがあると思いますが、その先にいる自分を想像して踏ん張って、乗り越えて下さい。間違いなく、頑張って良かったと思える感動が待っていますよ。まだまだ未熟な私がこんな偉そうなこと言うなんて、少々おこがましいですが、私なりの皆さんへのエールです。もし、この歌詞が、誰かの背中を押すことができたら本望です。
 第二校歌と甲南女子の歴史がこれからもずっと続きますことを願います。感謝の気持ちを込めて。ありがとうございました。

作曲インタビュー 岸本 幸

 今回第二校歌を作曲するにあたってこんな校歌があったらいいなと思いながら作りました。戎谷さんの素晴らしい歌詞の世界観を壊さないように、でも自分なりの個性も少し添えるということがとても難しかったです。
 何とか完成したものの私の音楽経験と言うと中学生の時に細く続けていたピアノだけだったので選ばれる訳がないだろうと思っていました。なので選んでいただいたと聞いた時は嬉しかった半面、歴史ある第二校歌に私が携わってもいいのかと不安になりました。けれども、あったらいいなと思いながら作ったものが実際に校歌として形に残ることになったことは素直に嬉しいです。
 サビのところではソプラノのパートは高音が多く、アルトのパートは低音が多いという少し難しい曲になっていますが、朝に歌うことを考慮して明るいものにしたので毎週の講堂朝礼時に歌う度に明るい気持ちになってほしいです。
 平成最後で新しい元号の最初の第二校歌の作曲者として自分の名前を刻めたことを誇りに思っています。この校歌が学校中で愛されることを祈っています。

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