校歌(第一、第二)

「伝統」と「創造」を象徴する2つの校歌

本校には第一校歌、第二校歌、と2つの校歌があります。


  • 甲南女子は90余年にわたるすばらしい伝統を大切に守りながら、
    夢を追い続けるあなたの未来を創造する学校です。
    その象徴といえるのが校歌。
    本校の校訓を表しており、儀式のときに必ず歌う「第一校歌」。
    生徒から募り、毎年変わる「第二校歌」。 全校集会等で歌われます。
    時代の推移をも反映する第二校歌は甲南女子の歴史であり、
    生徒が甲南女子の伝統を作り上げる担い手となります。
    この2つの校歌は「伝統と創造」を重んじる甲南女子のシンボルです。

変わることのない校訓の
精神がこめられた第一校歌

第一校歌
作詞 明治天皇(御製一首)照憲皇太后(御製三首)
作曲 信時 潔

めにみえぬ かみの心に通うこそ
ひとの心の まことなりけれ

かへりみて 心に問はは見ゆへきを
正しき道に 何まよふらむ

朝夕の しはの烟もたてかねて
なけきこるらむ 宿をこそ思へ

人心 かからましかは白玉の
ま玉は火にも やかれさりけり

生徒の作詞・作曲によって
毎年変わっていく第二校歌。

2016年度作
作詞 金山 莉央
作曲 豊田 菜那子

一、
緑の映える 丘に立ち
望む海に 夢を探す
風に乗った 友の歌
優しく背中 押したなら
歩き出そう 心のままに
あまたの素敵な 出会いが
輝く明日を 連れてくる

二、
笑顔あふれる 教室で
過ごす今日に 明日を見つけ
希望に満ちた 笑い声
あなたの胸に 響いたら
走り出そう 惹かれるままに
皆と紡いだ 思い出が
まだ見ぬ未来を 照らし出す

第二校歌を作詞・作曲して

「第二校歌を作詞して」   金山 莉央

第二校歌の詩を書くにあたり思ったことは、甲南女子の「姿」を表現したい、ということでした。自分が育ったこの学校を改めて見つめてみると、いつも生徒の笑顔に溢れ、笑い声や歌声が響く学校でした。この学校で私たち生徒は、大人へと成長する中で自分の夢を見つける。そしてこの白い校舎はそれをいつもか見守っている。そう思うと感慨深くなり、甲南女子への感謝と敬意を込めて、その姿を詩で表せたらと思いました。
ですが何かを詩で表現するということは思ったよりも難しいもので、作文のように思ったままをひたすら書き綴るわけにもいかず、だからと言って内容が希薄になるのも頂けず、言いたいことは言葉のリズムも考慮しながら簡潔な言葉の中に凝縮しなければならなくて、頭に描くものをその通りに表現するにはどうしたらいいのかとても悩みました。推敲を重ねて最終的には納得できるものが出来上がって良かったです。小学生の頃から作文など言葉で何かを表現することが好きだった私にとって、第二校歌の作詞者に選出されることほど甲南女子に身を置く上で光栄なことはありません。長く続く第二校歌の歴史に名前を刻めること、とても誇らしく思います。歴代の作詞者の方々の力作に見劣りせずまたその伝統に恥じぬものに今年の詩も仕上がっていることを願うばかりです。第二校歌は一年ごとに更新されるもの故に今は最新の今年度の歌もいずれは歴史に埋もれてしまうのでしょうが、今年一年間これを歌う生徒の皆さんの中に、この69回生の第二校歌の校歌、永く残るものであれと思います。
最後になってしまいましたが、私にこのような貴重な機会を下さった先生方、本当に本当にありがとうございました。

「第二校歌を作曲して」   豊田 菜那子

2年前に姉の作った詩が第2校歌に選ばれたとき、私は得意なピアノを使って作曲をしたいと考えていました。そして今回金山さんの詩を初めて見たとき、壮大な詩の世界観の中に込められた想いやメッセージが真っ直ぐ伝わってきて歌詞にもあるように、この歌でみんなの背中を押すような、温かくて優しいメロディーにしたいと思いました。でも、金山さんが歌詞に込めた想いや、私たちの6年間の想いをどうやったらうまく音で伝えられるか、どういう音ならみんなに共感して歌ってもらえるか何度も何度も悩み、自分の納得のいく曲ができるまでかなり時間がかかりました。
また、私が今回特に心掛けたのは、みんなが歌いやすい音域の校歌をつくるということです。これは、誰もが毎週の講堂朝礼で気持ちよく歌うためには大切なことだと考えたからです。最終的には誰もが親しみやすく、歌っていて前向きになれるような明るいメロディーが出来上がったのではないかと思っています。そして私の曲が選ばれたと聞いたとき、先生方にも優しいメロディーだと言っていただき、自分の想いが表現できていたことが嬉しかったです。
私たち69回生が卒業したあとにも私たちの想いが第2校歌として引き継がれていくことに、甲南女子の素晴らしさを改めて実感しました。この古き良き伝統に関わることができたことを誇らしく思うとともに、選んでくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちが1年間この第2校歌を明るい気持ちで歌ってくれることを願っています。

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