校歌(第一、第二)

「伝統」と「創造」を象徴する2つの校歌

本校には第一校歌、第二校歌、と2つの校歌があります。


  • 甲南女子は100年にわたるすばらしい伝統を大切に守りながら、
    夢を追い続けるあなたの未来を創造する学校です。
    その象徴といえるのが校歌。
    本校の校訓を表しており、儀式のときに必ず歌う「第一校歌」。
    生徒から募り、毎年変わる「第二校歌」。 全校集会等で歌われます。
    時代の推移をも反映する第二校歌は甲南女子の歴史であり、
    生徒が甲南女子の伝統を作り上げる担い手となります。
    この2つの校歌は「伝統と創造」を重んじる甲南女子のシンボルです。

変わることのない校訓の
精神がこめられた第一校歌

第一校歌
作詞 明治天皇(御製一首)照憲皇太后(御製三首)
作曲 信時 潔

めにみえぬ かみの心に通うこそ
ひとの心の まことなりけれ

かへりみて 心に問はは見ゆへきを
正しき道に 何まよふらむ

朝夕の しはの烟もたてかねて
なけきこるらむ 宿をこそ思へ

人心 かからましかは白玉の
ま玉は火にも やかれさりけり

生徒の作詞・作曲によって
毎年変わっていく第二校歌。

2019年度作
作詞 藤澤 英理子
作曲 三澤 茉央

一、
緑連なる 甲南の
やさしい風に 背を押され
百年(ももとせ)紡ぐ 強き絆
どんな事でも 力に変えて
笑顔あふれる 学び舎で
心豊かに 育もう
夢いっぱいの 輝く明日を

二、
水面煌めく 瀬戸内の
清らかな光に 導かれ
歩み始める 正しき道
どんな時でも 励まし合える
かけがえのない 友と今
手を携えて はばたこう
未来に続く 希望の空へ

わたしたちの第二校歌

作詞インタビュー 藤澤 英理子

 詞を作るにあたり、これからこの学校で成長していくみなさんに、自分は何を伝えたいかということを考えました。私は甲南女子に入学した時、教室から見える景色の美しさにまず感動しました。また六年間を振り返ってみると、友達の存在は学校生活の中で非常に大きなものだったと感じています。このような素晴らしい環境で過ごすことのできた六年間はかけがえのない宝物です。思い出の中で思い浮かぶ言葉、伝えたい言葉を連ねて詞を作っていきました。また、校訓の「清く、正しく、優しく、強く」、百周年を迎える甲南女子の歴史を示す「百年(ももとせ)」という言葉も入れました。
 歌詞を通してみなさんに一番伝えたいことは、この甲南女子での出会いを大切にしてほしいということです。私は日々の学校生活や部活など様々な場面で友達に助けられました。決して一人では乗り越えることはできなかったと思います。仲間と励まし合い、助け合いながらいろいろな経験をする中で成長することができました。みなさんにもこれから素敵な出会いがまだまだたくさん待っていると思いますが、巡り合えることに感謝し、これからもその絆を大切にしてほしいと思います。そして明るい未来へ大きく羽ばたいてほしいと思います。
 この度は歴史ある第二校歌に携わる機会を頂くことができてとても嬉しく思います。私の甲南女子での宝物がまた一つ増えました。ありがとうございました。

作曲インタビュー 三澤 茉央

 今回、甲南女子学園百周年という記念すべき年の第二校歌の作曲をすることができ、大変嬉しく思います。
 初めて藤澤さんの歌詞を見た時、現在の甲南女子らしさはもちろんですが、百年もの長い歴史の中で守られてきた伝統を、私達が一つになって未来につなげていかなければならない、といったような、強いメッセージ性を持った歌詞だなと感じました。この歌詞から受けるメッセージを音でも表現できるように、未来へつなぐ前向きな歌詞の印象を壊さないように、といったことを心掛けて作曲しました。
 今回の第二校歌には、少しだけですがアルトにも主旋律があります。一番最後の「夢いっぱいの輝く明日を」「未来に続く希望の空へ」という歌詞は、歌の中で一番前向きで、明るい音の表現をしたいと思い、メロディーをアルトからソプラノにバトンパスする表現にしました。一小節だけで主旋律が一オクターブ上がるので、少し難しいかもしれませんが、どちらのパートも積極的に歌ってほしいです。又曲調は、半音の動きを特徴とし、軽やかなリズムで明るく優しい印象を与えたので、歌う度に明るい気持ちになってもらえたら良いなと思います。
 先生や友達に多くのアドバイスを頂きながら、甲南女子の古き良き伝統を受け継ぐことができたのは私の誇りです。小さな工夫が沢山つまった素敵な歌ができたと思うので、一年間愛され続ける校歌であってほしいです。

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