OG Message

たくさんのことを体験しながら、
甲南女子から大きく羽ばたいていった多くの先輩たち。
その先輩たちが経験してきたことは、
これからの学校生活の参考になるでしょう。

「清く、正しく、優しく、強く」の校訓が、
今でも仕事や人生の教訓です。

大学で、微生物学や公衆衛生学に関連する講義を担当。がん・高血圧などの生活習慣病や感染症の予防方法や感染症を引き起こす微生物のことを教えたり、微生物を使った実習を指導したりしています。研究室の学生とは、実験を通じて微生物が病気を引き起こすメカニズムを明らかにしながら治療法や検査法の開発をめざし、結果を論文や学会で社会に発信できるようにがんばっています。科学の真実を一つひとつひも解いていくことは簡単なことではなく、結果が予想と違うこともよくありますし、平素は地道な作業の連続です。そんな時に思い出すのは、甲南女子の校訓である「清く、正しく、優しく、強く」という言葉です。目の前にある実験結果をじっくりと分析し、新たな仮説を立て、その仮説に基づき実験をする時、科学に対する清い心、正しい結果(真実)を追求する強い心が求められているのだと実感します。
私が実験をする場は、学生の教育の場でもあります。かつて私も甲南女子で知識を獲得していくことの楽しさを教わり、一方で授業中におしゃべりをしていると「○○家は賑やかですね」と迷惑行為への気づきを促す注意もいただきました。「まことの人になってほしい」との強い思いを愛情と優しさと共に私も学生たちに伝えていきたいと思っています。
中高時代は、多くの時間を自分のために使えるとても大切な時期。部活動や勉強、ボランティア活動などの経験から得られることは、いつか必ず生きてきます。ぜひいろいろなことにチャレンジしてください。

兵庫医療大学薬学部勤務 講師 長野 基子さん[39回生]

アットホームで、人を思う甲南女子の校風が
今の私に生かされています。

テレビ番組のディレクターとして制作業務を行い、企画立案から取材、ロケ、編集など、テレビ番組を放送するまでの全ての過程に携わっています。これまで、歴史、科学、料理、情報番組など、いろいろなジャンルの番組を担当し、現在は報道やドキュメンタリー番組を制作しています。しかし番組制作は、ディレクターひとりの力で行うことは出来ず、チームワークが求められます。そのために必要な力は、文化祭、体育大会などの行事を通して身についたように思います。そして高校時代に生徒会長をした経験は、意見を交換し、仕事を分担するなど、みんなでつくり上げる責任感や人の思いに誠実にこたえる姿勢として今も生かされています。また、女子しかいないので、文化祭での大道具づくりや、体育大会の衣装づくりなど、力仕事でも何でも自分たちでやるたくましさを養うこともできました。一方で女性としての振る舞いや礼儀作法なども厳しく教わり、挨拶の仕方なども学ぶことができました。
阪神淡路大震災が起きた年のクリスマスに、先生方が校内の木に飾り付けを行い、クリスマスツリーをつくってくれたことがありました。悲しいことが多かった時期でしたが、癒しをいただき、うれしく思ったことを覚えています。先生は、私たちのことを一番に考えてくださる一方、身近な大人のお手本でした。
みなさんも10代の「今」を大切に、思い切り楽しんで、充実した学校生活を過ごしてください。

株式会社ジェイワークス勤務 ディレクター 厚美 有芳さん[48回生]

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先生との出会い、甲南女子での毎日が
夢へのスタート地点でした。

小学校の保健室で、怪我をした児童や体調の悪い児童の対応をしています。時には悩みを抱えた児童の話を聞くこともあります。また学校全体の健康を考え、欠席者の確認や健康診断の実施、その時のニーズに合わせたお知らせを掲載した保健だよりを作成することも大切な任務です。今の仕事は、実は甲南女子に通っていた頃からの夢。在学中に、看護師になりたいけれど自信がないことを先生に相談した時に、「有里ならできる!」と励ましていただいた言葉が私を支えてくれました。その言葉は心に強く残っており、前職で手術室の看護師として働いていた時も、常にその言葉を思い出しながら手術に入っていました。 甲南女子では座学の勉強だけでなく、茶道や調理の授業もあり、女性として生きていくための礼儀や身だしなみを学べたことが今でも役立っています。また児童主体で行事や集会を行う機会が多かったことで、企画・進行の仕方や人前で話すことに慣れることができました。体育大会や球技大会など、どんな行事でも児童みんなが熱心に取り組むことができたため学年全体が仲良く、社会人になった今でも同窓会でもないのにたくさんの同級生が集まる機会が多いのも、私の大切な宝物となっています。
そして一番の財産となっているもの。それは「夢は諦めないことが大切」だということです。みなさんもやりたいと思ったことは諦めずにチャレンジしてください。

公立小学校勤務 養護教諭 畑原 有里さん[60回生]

早い段階から将来の目標を見つけ
志望校合格を勝ち取ってください。

オープンキャンパスでいろいろな研究室を見学した際、情報科学の分野に興味を抱きました。また総合大学に行きたかったこと、京都の雰囲気に魅力を感じたことも志望校選択のきっかけとなりました。 現役時代は特に理数系において、自分の決めた問題集を何周も繰り返して学習することを心掛け、過去問題に何度も挑むなど、とにかく量をこなしました。受験においては「○○大学に行きたい」と早い段階で目標設定することができれば、その気持ちがモチベーションにつながり、最後まで自分を支えることができると思います。
大学では自主性が重んじられるため、自分たちで全て管理しないといけないことが多くあります。甲南女子では文化祭や体育大会などの行事でみんなが団結し、自分たちでひとつのものをつくりあげます。その時に得た積極性や自主性は今も役立っています。
精神面でもお世話になった先生たちに感謝しています。
甲南女子は素晴らしい学校ですので全力で楽しんでください。

京都大学工学部 山本 満未さん[66回生]

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先生に支えられながら乗り越えた大学受験。
今の私があるのは甲南女子のおかげです。

大阪大学へのあこがれ、そして得意科目である英語を入試に生かせることを考え、今の進路を希望しました。
在学中は先生方に本当にお世話になり、進路に迷って弱気になっていた時に「もっとどん欲になりなさい」と背中を押されたことが強く印象に残っています。そして不安だった受験に対して、前向きに取り組めたことに感謝しています。
勉強に関しては、Sアドバンストコースの文系クラスで少人数で授業を受けることができたため、基礎学力が着実に身につきました。また、理科や社会は授業中にできるだけ覚えてしまうことを心掛けました。そのおかげで、受験を意識した時に、既に完成している分野ができていたため学習スケジュールを立てやすく、その結果、精神的にも救われることとなりました。
今は勉強だけでなく、少しずつサークル活動やアルバイトを始め、自由な時間を充実させながら楽しく過ごしています。そしてまだおぼろげですが、夢に向かって着実に歩めています。
振り返るとあっという間だった6年間。みなさんもメリハリをつけて毎日をがんばってください。

大阪大学文学部 小國 真奈さん[66回生]

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親身に相談に乗ってくれる優しい先生たち。
受験勉強時のサポートにも感謝しています。

最初は薬学部への進学を考えていましたが、高校1年生の時に進路指導を受けて、いろいろな理系学部のことを教えていただきました。興味がある大学のオープンキャンパスに参加し、その中で、今の大学が自分のいちばん行きたい大学なのだと気づくことができました。
受験勉強では、とにかく1日の学習計画を細かく立てて、それをしっかりと実行。そうすることで、「いま自分に何が必要なのか」がわかるようになり、効率よく学力を高めることができました。一方、6年間しっかりと部活にも取り組め、アーチェリーを通して仲のいい友達もでき、また部活のおかげで忍耐強さを得ることもできました。
大学生活はとても楽しく、新鮮な毎日です。勉強は大変ですが、将来食品か薬品分野で新製品開発に携われるようにがんばっています。みなさんも1日1日を大切に、学校生活を満喫してください。

神戸大学理学部 栗原 文佳さん[66回生]

あたたかい先生や、笑顔いっぱいの仲間たち。
ここなら自分の進みたい道が見つかります。

さまざまな人たちと接し、人々の健康や笑顔に関わることのできる看護師という職業にあこがれを持ち、看護の道を希望しました。進学先に関しては、いろいろな大学を考えた中で、在学中からさまざまな連携を通して看護のことを知ることができ、そして手厚いサポートの中で自分の学びたいことが学べる甲南女子大学を選択しました。受験は内部進学となるため学校の成績が重要。そこできっちりと授業を受け、提出物にもしっかりと取り組みながら着実に勉強をしていました。
甲南女子にはいつも笑顔で生徒のことを考えてくれる先生方がいたので、本当に自分らしく、自分の進みたい道を見つけて実現することができました。また、「お願いします」「ありがとうございました」といった挨拶が自然と出て来たり、いろんな仕事を自分たちで自主的に分担して行えるようになったことにも感謝しています。
今は友達もたくさんでき、何より専門分野を学ぶのが楽しい毎日。中高の6年間はあっという間ですが、みなさんも結果にとらわれず、それを一つの通過点として成長を楽しんでください。

甲南女子大学看護リハビリテーション学部 本山 葉月さん[66回生]

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友達や先生に恵まれた毎日が
今も私の支えになっています。

甲南女子の先生は、いつも温かい目で見守り、真剣に悩みを聞いてくださり、そして背中を押してくれる方ばかりでした。特に印象に残っているのは、成績が上がらず、看護師への道を諦めようか迷っていた高3の夏休みの三者面談。悩む私に対し、「自分が本当に行きたいと思う学部なら、自分の意思を貫きなさい」という言葉を掛けていただき、その励ましが心の支えとなって、目標だった大学の看護学科に合格できたことは今も心から感謝しています。在校中は弓道部に所属。副部長として部活と勉強の両立を実現するのは大変でしたが、最高の仲間ができたこと、そして努力をすればいつか必ず報われるということを学ぶことができました。大学生活は勉強で大変ですが、甲南女子で恵まれたように、今も良い友達がたくさんいます。覚えることもたくさんありますが、その先にある看護師という職業を夢見て、楽しみながら学ぶ日々を過ごしています。

甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科 尾花 真帆さん[65回生]

「甲南女子」という文化の中で
大切な仲間や自分自身と出会えました。

早稲田大学の入試当日、一時間目を前に緊張で集中できなくなり、そのとき聖座のことを思い出して手を組んでみました。するとすっと気持ちが静かになり、緊張がとけました。日々の生活の中で自然に心を無にする習慣をつけていただけたことにとても感謝しました。甲南女子では、挨拶をすること、椅子から立ち上がるときに音がしないように手を添えることなど、勉強と同じくらい、礼儀や気遣いの大切さも教わりました。 また6年間を同じメンバーで過ごし、将来について語ったりしながら、ともに成長できたことも忘れがたい思い出です。私は戦後の日本の大衆文化やサブカルチャーに興味があり、今はあまり研究対象となっていないこれらを保存し、伝えていくような仕事を将来できたらと考えていますが、これも甲南女子でみつけた夢です。卒業した今、改めて甲南女子は素晴らしい文化を持った学校だと感じます。これからも沢山の学んだことを糧に、「まことの人間」になる努力を続けようと思っています。

早稲田大学文化構想学部 矢島 万智歩さん[65回生]

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心を許せる友人に恵まれた環境で
ひとりの女性として大きく成長できました。

甲南女子の友人は、何よりも心を許せる存在。何かと構ってくれて、いつもありのままの私でいることができました。先生方もいつも温かく見守ってくださっていて、勉強だけではなく、おじぎや挨拶といった礼儀に関してもきちんと学ぶことができました。コーラス部では先輩や先生方にご指導いただきながら、みんなでやり遂げる達成感を経験。卒業生の方が見に来てくださったり、退職された先生がわざわざご指導に来てくださったりと、甲南女子の良き伝統とつながりの深さを実感しました。また学校生活では多くの行事や体験があり、高1の夏にオーストラリアに短期ホームステイをしたこと、体育大会では団で大いに盛り上がったことなど、たくさんの思い出でいっぱいです。中高の6年間は本当に思った以上にあっという間に過ぎていきます。みなさんもいろんなことをひとつひとつ大切に、自分にとって大切な1ページとして欲しいと思います。

神戸大学経営学部 中山 碧さん[65回生]

かけがえのない友達と出会えた、
私の原点となる6年間。

私はバレーボール部に所属していました。練習がつらいことも、なかなか思うようにプレーできずに悩んだ時期もありましたが、決して諦めずに努力する大切さを身をもって学びました。またチームプレーを通じてチーム内で自分の果たすべき役割を考え、それを実行できたことは、今においても、そして今後においても役立つと思っています。甲南女子の先生方は熱心な方が多く、授業中はもちろん授業外でもしっかりと指導してくださいます。座学だけでなく実験を通じて学ぶことも多く、学問に対する興味も深まりました。そして何より「やればできる」という精神を教わりましたね。友達とは卒業した今でも相変わらず仲良しで、連絡を取ったり会ったりすることも。まさに自分が素でいられる大切な存在となっています。みなさんも良き友達や先生に囲まれながら、みんなで何かをやり遂げ、そしていろいろなことに挑戦しながら、充実した6年間を楽しんでください。

広島大学医学部 中嶋 眞美さん[63回生]

先生という心強い応援団がいたから、
がんばれた気がします。

校風も、友達や先生方の雰囲気も、とても優しくておおらかな学校だったので、伸び伸びと学び、いろんなことにチャレンジできた6年間でした。中でも、いつも親身に接してくれる先生方は、私にとって心強い応援団のような存在で、私が模試で良い成績を残せたときも、まるで自分のことのように大喜びしてくださったことは今でも忘れません。志望していた京都大学へ進学することができたのも、そんな恵まれた環境があったからだと思います。現在は、薬剤師の免許取得を目指して、薬学部で専門的な知識を学びながら、専門科目以外にも心理学や文化人類学といった幅広い授業を選択して受講しています。薬剤師としての道はもちろんのこと、薬の開発やメカニズムの解明に携わる研究者への道など、いろんな将来像を描きながら、今は様々な知識を吸収して、自分の可能性を広げていきたいと思っています。

京都大学薬学部 野村 祥子さん[63回生]

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