今年度の芸術鑑賞は、桂きん枝さん、笑福亭仁福さん、ダイアン吉日さんによる落語、そして旭堂小南陵さんによる講談を鑑賞しました。
初めに、笑福亭仁福さん、旭堂小南陵さんに寄席で流れる鳴り物の意味や、落語と講談の違いについて解説いただきました。

その後、落語、講談の所作である「見立て」についての実技指導をしていただきました。
まずは講談の見立てから。
合戦の場面から、弓を放つ見立てです。

観客席にも弓が・・・

次は、落語の見立てです。
お手本として、おうどんを食べているような仕草をしていただきました。

おうどんをいただく仕草はとても難しく、丁寧に指導していただきました。

お芋を食べるような仕草も勉強しました。

おうどんを食べる仕草にチャレンジします。

実技指導の後には、実際に落語と講談を鑑賞させていただきました。
最初の演目は、ダイアン吉日さんの「Wonderful Japan」。
英語と日本語で落語を披露していただきました。
二つ目の演目は、旭堂小南陵さんの講談「家康の恋」。
家康と彼が愛した女性との出会い、そして家康の恋が実るまでをお話いただきました。

三つ目の演目は、笑福亭仁福さんの落語「手水廻し」。
迫力満点の豪快な落語を披露していただきました。

最後の演目は桂きん枝さんの落語です。
古典落語を鑑賞させていただきました。

最後に、感謝の意をこめて生徒代表から出演者の皆さまに花束を贈呈しました。
