高校1年生の総合学習で、SDGsの目標「貧困をなくそう」「人や国の不平等をなくそう」を選び、多文化共生や国際理解について探求活動を進めているA班。
実体験を通してさらに学びを深めるために、大阪市生野区の大阪コリアタウンを訪れました。
門を潜ると、そこはもう韓国の街角です。
「これ、めっちゃおいしいです!」
屋台の味を満喫して、みんなニッコリ☻
大阪コリアタウン歴史資料館では、古代から現在に至るまでのコリアタウンの歴史と人々の営みを学習しました。
「韓国の方がたどたどしい日本語で自分の気持ちを書いている本がとても印象に残りました。
私が思っていたよりも複雑な事情で日本に来た方や、戦争から逃げるために日本に来た方の日記を読んで、色々な感情が湧きました」
「在日コリアン、特に一世は名前、姓ですごく悩まされていたんだと学びました。
そのような歴史を負いつつも、日本で自分、個人を持って生きてこられたのだとわかりました。
また日本でキムチが人気になったり、今のコリアタウンがあるのも、その方々の努力があるからだと思いました」
など、展示を見て初めて知ることが沢山あり、大いに刺激を受けた生徒たち。
今後もできるだけ実地に赴き、自らの五感で実際に体験するという姿勢を大切に、学びを深めていってほしいと思います。