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バスケットボール部の皆さんへ

兵庫県高等学校総合体育大会中止を受けて

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

昨日、兵庫県高等学校体育連盟から高等学校総合体育大会の中止が決定したという連絡がありました。

 

バスケットボール部の集大成ともいえる大会が開催されなくなり、非常に残念でなりません。特に高校3年生にとっては最後の大会という意味合いが強く、大会にどう向き合うかで一人一人が大きく成長する機会でした。しかし、オリンピックや様々なプロスポーツの中止、全国に緊急事態宣言が発令されている状況の中、大会中止の判断はやむを得ないと思います。

 

入部してから今まで、バスケットボールを通じてみんなが成長したことは、誰の目にも明らかです。新チームになってからの1年間、様々な工夫を凝らしながら、練習に取り組み、たくさんの学校に出かけ試合だけでなく合同練習などで自分たちの技を磨きました。夏にはけが人や体調不良の選手がいる中で大会に臨み、自分たちのできる最大限のプレーを発揮しました。新チームになりたての頃ボロ負けしていた相手に、冬には接戦となりました。今まで接戦で負けてしまった相手とも、冬には勝つこともできました。そして何より今まで出場することが出来なかった県大会に出場することが出来ました。

 

しかし、成長はこれだけではありません。部員と相談するとき、チームメイトの意見に耳を傾けること、自分の意見を伝えるために工夫して発言したこと。上手くいかないことがあっても、そこから逃げ出さずに工夫してもう一度取り組んだこと。目標を達成できた時には、自分の力だけでなく周囲の協力があることを理解し、ともに喜びを分かち合うこと。その他にもたくさんの場面でみんなが成長したことは、将来につながりさらに成長できる糧になることと信じています。

 

現在、休校が続き先行きの見えない社会状況があります。しかし、今はできること一つ一つに精一杯取り組み一日を過ごすほかありません。そしていつの日かまた、みんなと体育館でバスケットボールをできる日が来ることを楽しみにしています。

 

最後になりましたが、いつもバスケットボール部を支えて下さっている多くの方々、特に一番近くで支えて下さった保護者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。くれぐれもご自愛くださいませ。

顧問一同

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