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2017年度中学校入学試験における問題の間違いについて(お詫びとご報告)

本年1月14日(土)に実施しました、中学校入学試験において、下記の問題の誤りが判明しました。ここにお詫びしてご報告申し上げます。

 

1.出題の誤りについて

 

科目:A入試1次(1月14日実施) 社会科

 

誤りの場所:大問【2】 問5(6) 資料2において,グラフの縦軸のGDPの単位を(百万ドル)としていましたが,正しくは(百億ドル)です。
それに伴い,選択肢の「オ.資料2より、この国のGDPは2003年頃を境に急激に成長したが、現在でも10億ドルは突破していないことがわかる。」としていましたが,正しくは「オ.資料2より、この国のGDPは2003年頃を境に急激に成長したが、現在でも10兆ドルは突破していないことがわかる。」となります。

 

この設問は、選択肢の文のうち「誤っているものを、下のア~カからすべて選び、記号で答えなさい」というもので,このオを含めて3つの文が誤りで,それを答えさせるものです。なお,この設問の配点は、1.5点(社会科は50点満点)です。

 

※[正誤表]はこちら[正誤表]A入試1次(1月14日実施)「社会」【2】(6)

 

※入試問題の送付依頼書等をいただきました塾,出版社等には,発送記録に基づいて訂正した問題用紙(模範解答には訂正はございません),集計表「2017年度入試結果」をお送りします。準備が整うまでしばらくお待ちください。

 

※本校で直接入試問題を受け取られ,その訂正版がご入り用の方は,電話(本校事務室 078-411-2531)にて送付先をお知らせください。

 

2.誤りへの対応

 

資料の単位が間違っているため、正しい判断が必ずしもできないと判断し、この設問は受験生全員に1.5点を与えることにしました。
これを受け、社会科の採点をやり直し、合否判定得点を計算し直しました。その結果、受験生139名中65名で0.5点から1.8点(4教科中3教科の得点を5分の6倍して判定も行うため)の得点の加算がありました。
なお,この加算の結果,合否判定には影響はありませんでした(不合格者が合格最低点の受験生を上回ることはありませんでした)。
受験生および保護者の皆様には大変申し訳なく、お詫び申し上げます。

 

※訂正版「2017年度入試結果」はこちら2017年度入試結果(2017/03/08)

 

※すでに「2017年度入試結果(2017/01/25)」をお持ちの場合は,上記訂正版と差し替えをお願いいたします。

 

 

3.今回のミスに対する今後の対策について

 

問題作成に伴い、「出題ミスを防止するための点検項目を明確にする」,「複数の問題作成者が点検項目に従って問題の確認を徹底する」、「問題作成者以外の同教科の教員が点検項目に従って問題の確認を行う」、「他教科の教員が問題の確認を行う」ことを確認しました。
今回の事態を真摯に受け止めるとともに,今後さらにミスの原因を調査・究明し、再発防止策に学校をあげて取り組みます。

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